リボン・コミュニケーションズとSURF、アムステルダム-ジュネーブ間1,650kmの 既存ファイバーリンクで800G単一波長による相互運用可能な2x400GbE伝送を実現

140Gbaud伝送の最適な伝送能力を証明し、現在および将来のデータ集約型研究を実現
May 1, 2024

リアルタイムコミュニケーション技術とIPオプティカルネットワーキングソリューションの世界的なプロバイダーとして、世界最大級のサービスプロバイダーや重要インフラ事業者など多くの企業のネットワークの維持・最適化を実現するRibbon Communications Inc.(アメリカ、テキサス、日本法人:リボン・コミュニケーションズ株式会社)は4月29日(米国東部時間)、オランダの教育・研究分野におけるITの共同組織であるSURFと協力し、Nikhef(オランダ国立亜原子物理学研究所)を含む研究機関とジュネーブのCERN(欧州合同原子核研究機関)キャンパスにある大型ハドロン衝突型加速器を結ぶ1,650kmの既存光ファイバー回線で800Gの伝送に成功したことを発表しました。

「この革新的なトライアルをパートナーであるリボン社と共同で成功させることができたことを誇りに思います」とSURFのネットワーク&キャンパスのディレクターであるハロルド・テウニッセン(Harold Teunissen)氏は語っています。「このトライアルは、オランダ国内外における科学研究と教育の将来的なニーズに対応するため、当社のネットワークを強化する重要な一歩を意味します」

今回のトライアルでは、下記のリボンの先進的な伝送ソリューションの数々が実証されました:

  • Apollo TM800_2は、業界をリードする5nm-140Gbaud伝送技術を採用し、容量と到達性を最適化した800Gトランスポートを実現します。
  • Apollo Open Optical Line Systemsは、SURFのG655およびG652既存ファイバーの容量を最大化するハイブリッドEDFA-ラマンアンプを含み、サードパーティーベンダーの波長を伝送する能力が実証されています。
  • NPT 2400メトロ・ルーターは、SURFのネットワークと相互運用可能で、BGP上でEVPNサービスを実行する2x400GbEアップリンクを、同ネットワークの8x100Gポートに提供します。

 「SURFと協力し、既存のインフラを利用して研究・教育パートナーに高度な伝送サービスを提供できることを実証できることをうれしく思います」とリボン・コミュニケーションズ社の最高執行責任者(COO)サム・ブッチ(Sam Bucci)は述べています。「科学の発展に貢献する、革新的なソリューションを提供できることを誇りに思います」

Ribbon Communicationsについて

Ribbon Communications (Nasdaq: RBBN)は、通信ソフトウェア、IPおよびオプティカルネットワーキングソリューションを世界中のサービスプロバイダー、エンタープライズ企業、重要インフラ部門に提供しています。Ribbon Communicationsはお客様との密接な関係性を通じて、常時接続とデータ活用が必須とされる現在のスマートな環境において、お客様がより競争力のあるポジショニングを確保し、ビジネスの結果につなげられるよう、ネットワーク最適化を支援しています。当社の革新的なエンドツーエンドのソリューションポートフォリオは、コアからエッジに至るまでのソフトウェアによるソリューション、クラウド環境を通じたサービス提供、最先端のセキュリティおよび分析ツール、5G向けのIPおよびオプティカルネットワーキングソリューションなど、他社にはないスケール、パフォーマンス、アジリティで提供します。また当社は環境、社会、ガバナンス(ESG)への貢献を重要視し、ステークホルダーの皆様に毎年サステイナビリティレポートを提供しています。Ribbonの詳細については、rbbn.com.(英語サイト)をご覧ください。

■日本語公式サイト https://learn.rbbn.com/jp

■将来的な見通しに関する記述に関する重要な情報

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